現場で使い始めてまず感じたのは、風が当たる場所の“体感温度”が明らかに違うということでした。
同じ気温でも、ミストが混ざった風が当たると、ひんやりしてすごく楽になります。
最初は「濡れるのかな?」と心配もありましたが、実際はちょうどいいミスト量で、べたつく感じもなく快適でした。
日陰+ミストの組み合わせだと、まるでエアコンの効いた屋外空間のような感覚になることもあります。
実際に「この辺にいると涼しい」と作業員が集まってくる場面もあって、
ただの扇風機とは明らかに違う反応があるなと感じています。
現場では常に動き回るため、ずっとミストの前に立っていられるわけではありません。
でも、作業の合間にふと立ち寄って、数秒ミストを浴びるだけでも体がスッと楽になります。
一瞬の冷却でも、体感温度が下がるのがわかるので、休憩中や待機中に自然と足が向くようになりました。
長く浴びなくても、一時的にでもクールダウンできるという安心感があります。
導入してからは、現場スタッフから「これがあると助かる」という声も出ていて、
熱中症対策としては“ある・ない”でかなり違うと感じています。
最初に試したとき、ミストの粒がしっかりしていて、水あそびのような感覚だったのが印象的でした。
細かすぎず、ほんのり水を浴びている感じが子どもたちにはちょうど良かったようで、自然と笑顔になっていました。
「きゃー!つめたい!」「もう1回浴びる〜!」と、遊びの延長のような感覚で涼んでくれるので、熱中症対策としても非常に助かっています。
保護者からも「子どもがミストファンの話をしていて気になった」と聞くことがあり、
園としてきちんと暑さ対策をしていることが、安心感にもつながっているように感じます。
夏場の体育施設やグラウンドでの活動中に、熱中症のリスクが毎年課題になっていました。
本格的なミスト設備も検討しましたが、粒子の細かい据え置き型はかなり高額で、学校予算では厳しいのが正直なところでした。
そんな中、このミストファンを知り、価格も手頃で、しかもしっかり涼しいということで導入しました。
実際に使ってみると、風にミストが混ざって体感温度が下がるのがわかりますし、設置や移動も簡単なのがいいですね。
生徒たちも「ここにいると涼しい」と言ってよく集まっていますし、無理なく実現できる熱中症対策として十分効果があると感じています。
熱中症対策は年々強化していて、水分・塩分の支給、作業時間の調整、空調服の配布など、できることはやってきました。
ただ、それらは外から見てわかりにくい対策が多いのが実情でした。
その点、ミストファンはミストが目に見えるので、対策していることが一目で伝わるのが大きいです。
作業員側も、「ちゃんと考えてくれているんだな」と感じやすくなるようで、現場の安心感にもつながっています。
実際に使ってみると、ミストと風で体感温度がしっかり下がるので、暑さのピーク時でも現場が落ち着いた印象があります。
一時的にでも涼をとれる場所があるというのは、管理する側としても大きな意味があると感じています。
2025年6月1日から、厚生労働省の通達により、
事業者は「熱中症予防対策」を講じる義務が明文化されました。
※改正労働安全衛生規則および通達(2025年6月施行)
現場の作業環境によっては、未対策での労働が法令違反に問われる可能性も。
さらに――
🌡 WBGT(暑さ指数)基準を超えた状態での作業継続
🚫 冷却設備がなく、十分な水分補給・休憩が取れていない
⚠ 倒れた作業員に対する企業責任の追及
こうした事例が指導や行政処分の対象となるケースが増えています。
💥「まさかうちで…」が命取りに。
作業員が熱中症で倒れ、労災認定
現場停止・スケジュール遅延・損害請求
企業のSNS炎上・風評リスク
熱中症は、「個人の体調」ではなく
“現場環境の責任”として見られる時代です。
✅一番怖いのは、「何もしていなかった」と記録されること。
たとえ大事に至らなかったとしても、
「具体的な対策を講じていたか」が労基署や顧客から問われる時代です。
厚生労働省が2024年「職場における熱中症による死傷災害の発生状況」(確定値)の結果を公表
熱中症による重篤化を防ぐため、熱中症のおそれがある労働者を早期に発見するための体制整備などを事業主に義務づけた改正安全衛生規則が、6月1日に施行された。それに先立ち、厚生労働省は5月30日に2024年「職場における熱中症による死傷災害の発生状況(確定値)を公表した。集計によると、死傷者は前年から151人増加した1257人となり、統計を取り始めた2005年以降から最も多い数となった。
2015年と比較すると死傷者数は約800人増加
職場での熱中症による死亡者と休業4日以上の業務上疾病者数をあわせた数(以下、死傷者数)をみると、2024年は1257人となり、前年の1106人から151人増加した。このうち死亡者数は31人で、前年と同数だった。
”製造業”と”建設業”で多い死傷者数
業種別死傷者数でみると、製造業(235人)が最も多く、次いでその他(232人)、建設業(228人)、運送業(186人)、警備業(142人)、商業(116人)、清掃と畜業(76人)、農業(32人)、林業(10人)となっている。
業種別の死傷者数を2020年以降の5年間の合計でみると、建設業(961人)が最も多く、次いで製造業(897人)、その他(798人)、運送業(659人)、警備業(497人)、商業(464人)、清掃と畜業(287人)、農業(108人)、林業(39人)となっている。
”7月”と”8月”の発生が突出して多い
死傷者数を月別の状況でみると、7月(588人)が最も多く、次いで8月(431人)、9月(156人)となり死傷者数の約8割が7〜8月の夏場に集中している。
死傷者数を時間帯別発生状況でみると9時台以前(167人)と最も多く、ついで15時台(160人)、14時台(143人)、11時台(137人)、10時台(126人)、16時台(125人)となりいずれの時間帯でも発生している。
死傷者数の時間帯の状況を2020年以降の5年間の合計でみると、最も多いのが15時台(586人)で次いで11時台(572人)、9時台以前(562人)、14時台(561人)、10時台(480人)、16時台(475人)、18時以降(398人)、12時台(389人)、13時台(358人)、17時台(329人)となっている。
”50歳以上”が死傷者の数の約56%を占める
死傷者数を年齢別発生状況でみると、65歳以上が(227人)最も多く、次いで55〜59歳(177人)、50〜54歳(164人)、60〜64歳(139人)となり、50歳以上が全体の約56%を占めている。
死傷者数の年齢別の状況を2020年以降の5年間の合計でみると、65歳以上(787人)が最も多く、次いで50〜54歳(581人)、55〜59歳(579人)、45〜49歳(541人)、60〜64歳(497人)となり、過去5年間でみても全体の半数程度が50歳以上となっている。
*出典 独立行政法人 労働政策研究・研修機構 厚生労働省
熱中症は「ちょっと具合が悪くなる」程度の問題ではありません。
その影響は転倒・転落・接触事故などの重大災害に直結します。
暑さによって体温が上がり、判断力・集中力が低下した状態で高所作業や重機操作を行えば、
ふらついて足場を踏み外す、確認不足で人や物に接触するなど、一瞬の油断が重大な事故につながりかねません。
また、水分不足や体内の塩分バランスの乱れは、意識がもうろうとしたり、急に倒れるリスクを高めます。これは作業員本人だけでなく、周囲の作業員にも二次災害を引き起こす要因になります。
実際に、熱中症が原因と見られる作業中の転倒・転落・救急搬送は、
毎年全国で多数報告されており、厚生労働省も強く注意喚起しています。
💥重要なのは、“症状が出てから”では遅いということ。
ほんの数℃の体感温度差が、その現場の「安全か危険か」を分けることもあるのです。
気温が30℃を超える現場では、作業員の集中力・判断力が著しく低下すると言われています。
厚生労働省の資料でも、気温が1℃上がるごとに作業効率は数%ずつ低下するというデータがあり、
これは“気合”や“根性”でどうにかなる問題ではありません。
🔻実際に現場ではこんなことが起きています:
作業のペースが遅くなる
単純な確認ミスが増える
手が止まる回数が増え、作業が中断される
会話が減り、連携ミスが起きやすくなる
日ごとの作業進捗にムラが出る
本人が気づかないうちに判断力が鈍る
それは「やる気がない」のではなく、“身体が限界”に近づいているサインです。
特に夏場は、「暑さによる脳機能の低下」が作業精度や安全性を直撃します。
結果として、予定通りに終わらない・品質が落ちる・追加コストがかかるなど、
工程管理・コスト管理の両面で影響が出てしまいます。
日ごとの作業進捗ラが出る
暑さ対策を怠ることで、採用してもすぐ辞めてしまうーそんな現場が増えています
新人が入ってきても、現場の暑さに驚き、「これは無理です」「命に関わる」と言って数日で辞めるケースも珍しくありません。
また、これまで現場を支えてきた中堅・ベテラン作業員からも「年々キツくなってきた」「もう体がもたないかも」といった声も聞かれるかもしれません。
”熱中症リスクがある現場”=”働きたくない現場”
近年では、求職者の意識も変わってきています。
求人サイトやSNS上で「暑さ対策がされていない」「現場が地獄」などと書かれてしまえば、それだけで応募数が激減し、人手不足に拍車がかかる可能性も。
「人が集まらない」「やめてしまう」は、”対策不足”が原因かもしれません
冷房が効かない屋外や仮設現場こそ、目に見える涼しさが必要です。
暑さ対策をしていない会社は、求職者から敬遠される時代です。
一度”暑くて危ない”と思われた職場は、再応募もされにくくなります。
人が辞める原因のひとつに「暑さへの不安」があるという現実
それを放置するか、対策するかで、今後の定着率は大きく変わります。
ある現場で作業員が倒れ、救急搬送されたー
それが一度でも発生すれば、現場の内外で波紋が広がるのは避けられません
近隣住民からは「またあの会社か」「本当に管理できてるの?」という不安の声
元請けや施主からは「熱中症対策が甘い」「次は他社に任せるかもしれない」と厳しい評価や契約見直しを迫られることもあります。
特に近年は、SNSや口コミで現場の情報がすぐに拡散される時代です。
一度でも「危ない現場」と認識されれば、何年かけて積み重ねた信頼も一瞬で失われかねません。
会社の”信用”は、対外的な評価にも直結します
安全に配慮できていない企業というレッテルが貼られる
監査や入札の評価項目で不利になる
組合や地域コミュニティからの印象が悪くなる
結果として、取引・契約・採用などあらゆる面に影響が出る
「暑さ」は”社外から見えないからこそ”、対策の有無で評価が分かれます。
見える対策(ミスト、シェード、水分補給所)があるかどうか発生時「やるべきことはやっていた」といえるかどうかその差が、会社の信頼を守る最後の防波堤になります。
一般的なミストは、粒子が10〜30㎛ほど。
風に乗るどころか、空気中で気化してしまい、
「あれ、涼しくなっている?」と感じにくいことも少なくありません。
Xパワーミストファンは違います。
粒径約100㎛
あえて”粒子に存在感を持たせた”、届くミスト設計です。
風と一緒に届くから、冷却されているのを実感できる
体に触れて、「あ、冷たい」とハッキリ感じる
風下の作業員にも、3M先、5M先、10M先まで涼しさが届く
気化型ミストでは届かない”現場の奥”にも効果を届けます。
ちょうどいい濡れ感で熱中症リスクを確実に下げる
粒が大きすぎてビショビショになるわけではなく、
ほんのり湿るレベルのちょうどよさ
作業着やヘルメット越しにも、冷感を伝える力強いミスト
届かないミストでは、意味がない
気化するミストが悪いわけではありません。
でも”届かない冷却”は、現場では無意味です。
特に今年の猛暑は40℃に近い異常なレベルです。
そんな暑さには、Xパワーの粒子が最もマッチします。
あなたの現場に本当に必要なのは、
「涼しさを運ぶ粒子」かもしれません。
超微細ではない粒径100μmクラスのミストだから、 3〜10m先でも肌で「冷たい」を実感
1700CFM(FM-88W)の強風で広範囲にミストを押し出す。気化型では冷えない屋外・風通しの良い現場でも使える
風量は3段階で調整可能。
左右首振り機能付き。上下方向は、手動で調節可能。
最大ミスト量は、時間当たり9.5L(FM-88W)で9.5時間(WT-90)稼働可能。
大容量のWT-90タンク(90L)とセットで水道設備がない現場でも対応
給水頻度も少なく、連続稼働しやすい。排水プラグを下部に内蔵されているので排水も簡単。
90の他にWT-45(45L)タイプも用意。
本体は6.15〜7.73kgと軽量で持ち運び可能
タンクは4輪キャスター&ストッパー付きで安全に移動
組み立ても工具不要、初めての現場でも5分で設置完了
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最大ミスト量(L/h) | ◎9.5L/h | ○7.5L/h | △5.2L/h | △5.9L/h |
最大吹出距離(m) | ◎10m | △8m | ○9m | ○9m |
電源方式 | ○AC100V | ○AC100V | ◎バッテリー | ○AC100V |
電源コード長さ(m) | 3m | 3m | 3m | |
給水 | ◎タンク式90L,45L | ◎タンク式90L,45L | △水道直結 | △水道直結 |
稼働時間(WT90 90L) | ○9.5h | ◎12h | ○2.5~18h | |
稼働時間(WT45 45L) | △4.7h | ○6h | ||
サイズ | L43.5xW24.5xH59.8 | L37.5xW21.7xH51.1 | L41xW22.5xH36 | L37.5xW21xH48.3 |
重量 | 7.73kg | 6.15kg | 5.4kg | 5.8kg |
希望小売価格 | ¥67,800 | ¥56,200 | ¥44,000 | ¥40,600 |
ー熱中症対策をしなければならない、すべての現場へー
わたしたちはこれまで、清掃、警備、教育、介護など、
暑さと隣り合わせて働く現場に向けて、快適で清潔な環境を整える製品や仕組みを届けてきました。
その中で、毎年のように届く声があります。
「暑すぎて作業ができない」
「体調を崩して辞めてしまった」
「倒れた人が出た」ー
”熱中症の怖さ”を知る現場の声です。
本当は、もっと届けなければならない場所がある。
水道がない、仮設現場、長時間屋外で働く建設作業員、交通警備員、そして子どもたちが汗を流すグラウンドー
「対策の必要性じゃわかっていても何もできていない」という現場が、まだたくさんあります。
だからわたしたちは今、これまで以上に強い思いを持って動き始めました。”すぐ使えて、確実に涼しい”熱中症対策器を、どんな現場にも届けたい”それがわたしたちの願いです。
涼しさは、命を守る装備です。
このミストファンがあることで、誰かが倒れずに済むかもしれない。
もう辞めようか悩んでいた作業員が、「あとひと夏、がんばろう」と思えるかもしれない。そんな未来を1台ずつ、積み重ねていきたいと考えています。
熱中症対策をしなければならない、すべての現場へ
わたしたちは、これからも汗のにじむ現場とともに歩んでいきます。
いいえ、粒径約100μmのミストは、風に乗って拡散するため、長時間浴びてもべたつくような濡れ感はほとんどありません。
使用環境にもよりますが、作業着が少ししっとりする程度で、不快感なくクールダウンできます。
はい。実際に使ったお客様からも「風が当たる場所は明らかに涼しい」との声が多くあります。
風と一緒に届く適度なミストにより、肌の表面温度を下げ、体感としては2~4℃ほど下がったように感じるケースもあります。
はい。タンク式(WT-90など)に接続すれば、水道不要で使用可能です。
電源(100V)があれば、仮設現場・屋外イベント・駐車場などでも問題なく設置できます。
いいえ、XPOWERミストファンはキャスター付きかつ軽量(本体約6~8kg)なので、1人でも簡単に運べます。
設置や移設が頻繁にある現場でもストレスなく使えます。
粒径がある程度あるため、一般的なドライミストより風に強い設計です。
また、風量やミスト量は3段階で調整可能なので、現場の風の強さに合わせて使えます。
家庭用の100V電源で使用できます。
消費電力は200W前後と比較的低いため、発電機や延長コードでも対応可能です。工事不要で使えるのも魅力です。
空調服は服の中だけを冷やす個人装備、扇風機は風だけで熱気を循環させるのに対し、
XPOWERミストファンは「現場全体の空気を冷やす」対策として、複数人の冷却や休憩所づくりに最適です。
はい。ミストが目に見える=対策していることが伝わりやすいため、
元請けや管理者、保護者、周囲からも「しっかりやっている」と評価されやすい傾向があります。
建設現場、倉庫、仮設テント、警備、学校・幼稚園など、幅広い現場で導入実績があります。
「作業合間に数秒浴びるだけでも違う」といった現場目線の声も多く寄せられています。